鹿児島県では、平成15年度から、毎年11月1日~7日の期間を「地域が育む・かごしまの教育・県民週間」として設定しています。この期間に多くの県民が学校開放などの行事に参加し、学校や子どもたちの様子を見てもらおうというもの。毎週掲載している「これが校区の力だ!」のコーナーでも紹介してきましたが、みなさん参加されましたか?
保護者や地域の人々が自由に授業を参観できる「公開授業」や「給食試食会」、そして「読書まつり」「高齢者とのグラウンドゴルフ」「「校区ピカピカ大作戦」「保育園児との交流」「未就学児の一日体験入園」など、さまざまな行事が学校ごとに用意されていて、どの学校でも子どもたちが地域の人々とふれあえることを楽しんでいたようでした。
「学校で育てたイモで、焼きイモなどを地域の人と一緒に作り、一緒に食べたんですよ」と教えてくれたのは吉田小学校の長田郁郎教頭です。地域との深い交流が自慢の同校ですが、今年はさらに、来年からの移転もあって、今の学校を見ておこうと地域の人も大勢みえたそう。
今年で5年目となるこの取り組み。県教育庁総務福利課を訪ね、参加率の推移を聞きました。平成15年度は18.3%、16年度は20.4%、17年度21.9%、18年度が25.6%と、毎年増えています。これは19歳以上の県民が期間中に学校を訪れた人の割合。延べ人数のため複数回の訪問もカウントされますが、それにしても4人に1人ですから、県民の教育や学校への関心の高さが伺えますね。
「いつもの参観日ですと、この時間にこの授業、と決められていますが、県民週間は自由度が高いため、学校に行きやすいという声も聞かれます」と広報行政係長の南芳浩さん。いろんな教室を見て回ることで、親同士もリラックスして語り合え、学年を越えた新しいコミュニケーションも生まれるそう。
楽しみにしているのは保護者や地域の人ばかりではありません。今年子どもたちから寄せられたポスターや標語を見ていると、子どもたちこそ「普段の自分を見てほしい、学校に来てほしい」という思いが強いことが分かります。
「きてくれた がんばる力がわいてきた」「来ませんか未来の鹿児島 創る場所」「こんにちは いつもは近所で 今日は学校で」
今年行けなかったみなさん、来年学校で会いましょう。

